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不動産売却コラムCOLUMN

浜松市での不動産売却成功への全手順ガイド

浜松市での不動産売却成功への全手順ガイド

いつもコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。松屋不動産販売 家デパの佐伯です。

浜松市での不動産売却の手順を全て記事に出来たらと思い、このコラムにしてみました。売却の流れ、価格の決め方、業者の選び方、売却による税金、住替え・買換え、売却時の必要書類、市況など多岐に渡りますが、出来るだけ分かりやすく説明をしていきたいと思います。

 

浜松市不動産売却の流れ

浜松市での不動産売却を滞りなく進めていくために、確固としたステップが設定されています。これに従い、不動産売却を進行することで、スムーズに過程を進めることができるのです。本日は、浜松市の不動産売却の一連の流れを紹介していきます。

 

査定依頼から売却までのステップ

不動産売却の始まりは、まず査定依頼からスタートします。信頼できる不動産会社を選び、物件の情報とともに査定を依頼するのです。次に、査定結果が出たら、それを基に売却価格を設定し、物件を販売する準備を進めます。販売が開始されれば、購入希望者との交渉が始まります。成功した場合、契約締結、そして、引渡しという流れになります。それぞれのステップでは、自身の権利を確保し、スムーズな売却を図るために重要なポイントがあるのです。たとえば、査定依頼では、物件の特徴や周辺環境を詳細に伝えることが、高い査定結果につながるでしょう。

 

売却のための重要なポイント

浜松市で不動産売却を成功させるための重要なポイントは、正確な情報の提供と、購入希望者とのコミュニケーションです。まず、物件の情報は、査定依頼時に詳細に伝えることが必須です。その後、販売する際も、物件の特徴や利点を明確に伝える必要があります。また、購入希望者とのコミュニケーションも大切です。価格や引渡し日などの交渉は、両者が納得できる結果になるよう誠実に行うことが求められます。このほか、売却達成までの流れを理解し、必要な書類の準備なども進めていくことが重要です。

 

よくある売却のトラブルと解決法

不動産売却には、様々なトラブルが起こる可能性があります。例えば、値下げ要求や契約不適合責任などです。これらの問題は、初めから適切な対応をしておくと防げるものも多いです。値下げ要求に対しては、妥当な価格設定と適切な説明を行うことで概ね回避できます。契約不適合責任については、物件情報の正確な開示や契約内容の確認が重要です。

特に、悪い所(不具合箇所)は出来るだけ初期段階で相手方に伝える事が重要です。いざ購入を決めた段階で、実は去年雨漏りがありました(たとえ修繕済みであっても)と伝えると、ほぼその商談は解消されてしまいます。逆に、初期段階で伝えておけば、『直してもらっているなら大丈夫です』とすんなり進むケースの方が多いです。

また、トラブルに対応するためには、信頼できる不動産会社とパートナーシップを組むことも有効でしょう。売却の成功に向けて、トラブルを未然に防ぐ対策をしっかりと行いましょう。

 

浜松市での不動産価格の見極め方

浜松市は年々人口が微減少している地域ではありますが、不動産価格は逆に上昇傾向が見られます。そのため、投資や自宅購入を考える方も今現在は多くいらっしゃいますが、どこかのタイミングで不動産価格は減少に転じると考えられます。よって、適正な価格を見極めることの重要性が増しております。

 

浜松市で不動産価格を見極めるためには、地域特性の理解、価格を左右する要素の把握、適正価格の査定方法について知ることが必要です。

 

地域特性と価格の関係性

浜松市は、工業都市であると同時に、観光地としても知られ、その地域特性が不動産価格に大きな影響を与えています。例えば、工場が集積するエリアでは、人口密度が高く、生活施設が充実していることから、一般的に価格が高めになります。一方で、観光地近くの不動産は、地域の活性化や観光需要により価格が上昇する傾向にあります。また、交通の便の良さや教育施設の充実度、自然環境なども価格に影響を及ぼす重要な要素となります。地域特性を理解することで、エリアごとの価格差を把握し、適正価格を見極めることが可能になるのです。

 

不動産価格を左右する要因

なお、価格を左右する要素として、物件の状態も大きな影響を及ぼします。土地や中古戸建であれば、土地の広さ、日当たり、築年数や設備、間取りなどの物件ごとの特性は、価格を大きく左右する要素となります。マンションであれば、新築マンションの供給が少ない、階数が高い、収納スペースが豊富、最新設備が整っているなどのポイントは分譲価格を上回る要素にもなるでしょう。また、不動産投資では賃料収入が重要な要素となるため、賃貸需要の高い地域や築年数の古くない物件は価格が高くなる傾向があります。さらに、将来的な地域の開発計画や経済動向も遠からず価格に影響を及ぼします。これらの要素を把握し、留意することで、適切な価格判断ができるでしょう。

 

適正価格の査定方法

適正価格を査定するには専門的な知識が求められます。しかし、一般的には近隣の相場や不動産の特性(築年数、間取り、設備など)、土地の広さ、周囲の環境(交通の便、商業施設の有無など)、将来性(地域の発展性、景気動向など)などを総合的に考慮し、価格を決定します。具体的には、不動産仲介業者に査定を依頼し、その結果を元に交渉を進めていきます。専門家の意見を複数取ることで、客観的な価格判断が可能となります。査定結果が同じであれば信頼性は高まりますし、大きな差がある場合は再査定をお願いするなど、慎重に進めることが大切です。以上の方法を用いて適正価格を見極めることが、浜松市の不動産取引において重要となるでしょう。

 

信頼できる不動産業者の選び方

購入するの時のように、自己資金やローンの準備、物件の選び方と同じくらい重要なのが不動産仲介業者の選び方です。これから大切な財産であるご自宅や収益物件を売りに出す場合、その不動産仲介業者への信頼は必須条件です。優良な業者を見分けるために、どのような点をチェックすべきか、また利用して良い一括査定サイトの活用方法、業者との契約時の注意点について考えてみましょう。

 

業者選びのポイント

不動産仲介業者選びは簡単ではありません。数多くの業者がある中で、最適な業者を見つけるためには、幾つかのポイントを押さえておく必要があります。まず由緒ある業者かどうかを確認しましょう。長い歴史と信頼されてきた実績は、良い業者の証です。次に、対応の丁寧さを確認します。迅速かつ丁寧な対応を行う業者は、信頼性が高いと言えます。また、専門性も重要です。具体的な成約物件や地域について深い知識と経験を持つ業者は、売主様のニーズを満たす可能性が高いでしょう。最後に、他のコラムでも言っていますが、その仲介業者・担当者が誠実でウソが無いという事が大切であるという事を付け加えておきます。

 

一括査定サイトの活用方法

一括査定サイトを利用すると、一度に多くの不動産業者から査定を受けることができ、時間と労力を節約できます。しかし、その活用方法には注意が必要です。一括査定サイトに情報を入力する際、物件の詳細情報を正確に入力することが重要です。詳細性が高ければ高いほど査定額にも差が出るからです。また、査定額が高い業者だけを選ぶことは避けましょう。査定額の高さだけで業者を選ぶと、その後の取引で不利益を被る可能性があります。信頼性と実績が高い業者を選ぶことが重要で、そのためには、一括査定サイトで得た情報と口コミ情報をうまく組み合わせて判断するのが良いでしょう。

 

業者との契約時の注意点

不動産取引は一生に数度あるかないかの大きな取引です。そのため、仲介業者との契約時は十分に注意が必要です。まず、契約内容を理解した上で署名・捺印(捺印は令和4年5月18日の宅地建物取引業法の改定で必要なくなりましたが、対面で契約を行う場合は捺印を必要とする業者もいまだ多いです)することが求められます。

媒介契約を締結すれば、仲介業者は販売活動を開始し、売主様が納得できる条件で、相手方を見つけて、条件を調整して、売買契約へと話を進めていきます。

最後に、もし何か不明な点や不安な点があれば、解消されるまで何度でも担当者に相談することを怠らないようにしましょう。参考になる情報はいくらでもネット上にありますが、それらを鵜呑みにせず、必ず自身で確認することが大切です。

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売却税金の理解と節税対策

売却時にかかる税金は、一般的に不動産などの資産を売却した際に生じる税金のことを指します。売却利益に対してかかる税金であり、その計算は資産の種類や売却価格、保有期間などにより変わります。大切なのは、その該当する税金を理解することと、適切な節税対策を行うことです。売却税金の計算方法は短期(所有期間5年未満)・長期譲渡の区分があり、自己居住用不動産であれば、特別控除もありますので、売却する不動産が何に該当するのかをしっかりと把握して、優遇税制が受けられるのであれば是非利用しましょう

 

売却税金の計算方法

売却時の税金は、その計算方法が多岐にわたります。具体的には、資産の種類、売却価格、保有期間などが影響します。一般的に、売却利益=売却価格-購入価格となるのですが、その利益に対して税率が適用されます。短期と長期の区分があり、それぞれの税率が異なります。短期は一年未満の保有であり、長期はそれ以上の期間を指します。短期譲渡の税率は39%(39.63%)で、長期譲渡は20%(20.315%)とされています。※カッコ内は復興特別所得税を含む税率

 

しかし、自己居住用の不動産売却である場合は3000万円の特別控除があり、税金を大幅に控除出来たり、無税に出来たりします。したがって、売却時の税金の計算は資産の状況により異なりますので、必ず税理士や所轄の税務署にご確認ください

 

節税対策の基本

節税対策の基本は、まず税法を理解することから始まります。税法は複雑ですが、それを理解することで節税の道が広がります。異なる税金の間での課税の違い、所得の種類による税率の差異などを把握するとよいです。

例えば、所有期間です。来年で所有期間が5年を超えるという場合は、短期譲渡とならないように、その譲渡が長期譲渡となるようにした方が、税率が倍近く違うので絶対に良いでしょう

所有期間の計算方法

※長期譲渡・短期譲渡の簡単な識別方法は、所有してから元日(1月1日)が6回来たか数えてください。

6回来ていたら長期譲渡になります。5回以下であれば短期譲渡になってしまいます。

 

また、贈与税や相続税など先代からの引継ぐ財産に関する税金についても理解しておくと良いでしょう。これらの税金は売却時にかかる税金とは異なる観点から節税を考えることを求められます。

 

専門家の活用方法

税金に関する対策を行うに当たって、専門家の活用は非常に有効です。税務コンサルタントやファイナンシャルプランナー、税理士は、税法の専門知識を持っており、個別の状況に最適なアドバイスを提供します。彼らは具体的な計算方法を提供し、可能な節税対策を提案します。また、新たに制定された税法や裁判例なども把握しているため、より効果的な節税対策を行うことができます。しかし、専門家に依頼する際はその費用も考慮に入れることが必要です。また、自身の状況を詳しく伝えて、適切なアドバイスを得ることが大切です。資産売却を考えている方は専門家の意見を参考にし、最適な選択をすることをおすすめします。

 

不動産売却後の住まいの準備

不動産の売却を決断した時点で、次に心掛けてもらいたいことがあります。それは、「新たな住まいの準備」です。売却後の生活をスムーズにスタートさせるためには、住まいの選び方、ローンや資金計画など、様々な要素を考慮しなければなりません。売却後の住まいへの引っ越しは、気持ち新たに新生活を楽しむきっかけにもなるでしょう。では、具体的にどのようなポイントに注意を払うべきなのでしょうか。私たちは、一人の売却者が新生活をスムーズにスタートできるように、以下に必要な知識とアドバイスを整理し提供します。

 

住替えのタイミング

住替えのタイミングは大切なポイントとなります。理想としては、売却物件の引渡し日に新居に引っ越せることが最善ですが、実際には物件の売却と新居の準備が同時に進行し、まったくストレスを感じずにすべてを終わらせることは難しいです。ここで大切なのは、物件売却と新居の準備を同時に進行させながら、リスクを最小限に抑えることです。また、予期せぬトラブルに備えて、引越し業者の予約や、仮住まいを含め全体的な予定を立てることも重要となります。

 

新しい住まいの選び方

新しい住まいを選ぶ際の重要なポイントは、ライフスタイルと予算のバランスです。どんなに理想的な家でも、自分のライフスタイルに合わなければ毎日の生活はストレスフルになりますし、予算以上の物件を選んだ場合は経済的な不安が常につきまとうこととなります。場所や設備、間取りなどの具体的な条件も大切ですが、全体的なライフスタイルと予算のバランスを見つめ直し、自分にとって本当に適した住まいを見つけることが大切です。

 

ローンや資金計画の立て方

売却後の新居購入において、ローンや資金計画は重要な要素です。まずは、現在抱えるローンの残額や自己資金の額を把握します。次に、新居の価格や諸経費を考慮した上でローンの額や返済計画を見直す必要があります。適当な計画では、将来的に経済的に厳しい状況に陥りかねませんから、リアルな数字を把握し、無理のない計画を立てることが必要でしょう。専門家に相談するのも一つの方法です。

 

売却までの準備とタイムライン

不動産の売却は慎重な準備と明確なタイムラインが必要です。これらは、不動産取引に関わる法律と税制、またその現場での一連の流れに基づいています。予測を立ててリスクを最小限に抑えるため、事前に手続きや必要書類、そして何が必要になるのかを理解することが重要です。この章では、売却までの期間と流れ、必要書類の準備、そして契約後の手続きについて解説します。

 

売却までの期間と流れ

不動産売却の第一歩は販売価格の設定です。市場価格を調査し、それに基づいて価格設定をします。次に、販売活動を行います。販売方法には個人間取引(トラブルの元となるのでおすすめしません)と仲介業者を利用する方法があります。また、査定や公示価格を参考に価格交渉をすることもあります。契約時には、契約内容を再確認し、商品の性質や価格、交渉条件などを含めた全体的な売却スケジュールを担当者と一緒に確認します。引渡し後の事務手続きや、売却に関する税金の申告についても準備が必要になります。

 

不動産売却時の必要書類の準備

不動産売却においては必要書類の準備が非常に重要です。売却には対象不動産の権利証、固定資産評価証明書、実印、印鑑証明書などの複数の書類等が必要となります。また、権利証の住所と現住所が異なる場合は、前住所記載の住民票も必要となります。必ず残金決済の2週間以上前に準備を済ませておくことをおすすめします。

あと、住宅ローンなどの抵当権が対象不動産についている場合は、借入をしている金融機関に抵当権抹消準備を依頼し、残金決済と共に債務を一括返済して、抵当権を解除しなければなりません。

一連の流れは、仲介業者・担当者と残金決済のひと月前から準備して、決済の2週間前までに完了しておくことが、滞りなく決済を終わらせる秘訣となります。

 

不動産売却完了、決済後の手続き

無事に決済を完了したあとも手続きは残っています。それは納税です。納税については、売却益(利益が出た場合)が発生する方が対象となります。

単純な計算式は以下の通りです。

売却益=売った金額―(買った金額+売却にかかった経費)

単純なという書き方をしたのは、売却した不動産が、例えば『土地』であった場合、減価償却を計算しなくて良いので、土地の場合は、買った金額と売却にかかった経費に対して売った金額の方が高ければ、売却益が発生しているという事になり、納税の義務が生じます。逆にマイナスであった場合は、売却損となりますので、納税の必要はありません。

また、売却した不動産が、建物付きであった場合(戸建、一棟売アパートなど)は、その建物の構造と建築後の経過年数に応じて、資産が目減りしている金額=減価償却を計算して、建物の売却額から控除しなければなりません。

減価償却については、また詳しくコラムにしたいと思いますので、ここでの説明は割愛させていただきますが、少し複雑なので、建物付きの不動産売却においては、税理士や所轄の税務署にご相談されることをおすすめします。

 

浜松市の不動産市況と売却のタイミング

不動産の売却において最も重要な視点の一つが市場の動向です。特に地域による市況の変動、価格の上昇や下降は売却のタイミングを大きく左右します。浜松市の不動産市場ではどのような動きが見られているのでしょうか。また、それらの市況を見極め、不動産の売却タイミングを適切に把握するヒントについて解説します。

 

不動産売却最適タイミングの判断

不動産の売却タイミングを判断する際に最も重要な要素は「市況」です。市場が活発な時期や需要の多い時期に売り出すことで、より高い価格で売却することができます。具体的には、不動産の価格が上昇していること住宅ローンの金利が低いこと人口が増えていることなどが売却に適した条件となります。

三つ目の条件は、浜松市には少し当てはまりにくい(人口微減少のステージ)ですが、1年において人が動くシーズンである新年度4月に新居を準備する人が多くなります。よって、その前である1-3月などに売却することが人口減少期でも需要が高まりますのでおすすめです。

また、企業の進出や大規模工場・商業施設の誘致が行われると雇用の創出がなされて、局所的に人口が増える事もありますので、そのあたりの情報を掴む事も非常に大切です。

 

浜松市の最新不動産市況

浜松市は静岡県の中心都市であり、成長が続く街として注目されています。そのため、不動産市況も活発で、マンションの新築販売が活発に行われているほか、一戸建ての取引件数も増加傾向にあります。

 

ただし、浜松市内でも地域によっては市場が縮小するエリアもあるため、物件の立地によって売却価格が大きく変動することもしばしばあります。また、近年は空き家問題も浮上しており、適切な売却戦略が求められています。

 

不動産市場の動向と売却

不動産市場の動向は、売却タイミングを見極める上での重要な要素となります。しかし、市況は常に変動するため、定期的にチェックして最新情報を得ることが重要です。

 

また、市況だけでなく、自身のライフスタイルや経済状況なども考慮に入れなければなりません。いくら市況が良くても、自身の経済状況が厳しい場合、売却に踏み切るのは容易ではありません。逆に市況が芳しくなくても、ライフスタイルの変化から売却を決断するケースもあります。不動産市場の動向と自身の状況を見極め、最適な動きを見つけていきましょう。

 

不動産仲介業者とのやり取りと交渉術

「不動産仲介業者とのやり取りと交渉術」は、多くの売却を希望される方が乗り越えなければならない部分であり、正しい知識と技術を身につけることでスムーズに進めることができます。実生活における業者との交渉でもこのテクニックは応用可能で、一方的な提案に悩まされることなく自身の立場を明確にすることが可能となります。成功のポイントはコミュニケーション方針の策定、相手のニーズや利益を理解するところから始まります。

 

業者とのコミュニケーション方法

業者とのコミュニケーション方法について考える上で重要なのは、相手の視点に立つことです。営業担当者としての彼らの立場や目的を理解し、それに対してどのように自身の要求を伝えるかが大切です。また、早い段階で全体の流れを把握し、どのような問題や課題が有り、それらに対する解決策は何かを考えることが重要です。

 

さらに重要なポイントとして、正確な情報を伝えることにあります。誤解を防ぐために、具体的で明確な情報を提供することが求められます。希望していない条件提示を受けたり、意図していない販売方法を実行されたりとトラブルの元となりますので、書面によりその希望や許容する販売方法(誰にも知られず売りたいなど)を明確にしておくと良いでしょう。

 

有利な交渉を進めるテクニック

有利な交渉を進めるテクニックとして、まずは自分の求める条件や要望を明確にすることが先決です。その上で相手の立場や要望を理解し、双方の利益を最大化する解決策を模索することが肝要です。また、妥協点を見つけ出すには、相手が何を一番重視しているかに焦点を当ててみると良いでしょう。

 

また、交渉には時間をかけることも有効です。一度にすべてを解決しようとせず、一つ一つの問題に対して解決策を見つけ、次第に全体的な解決につなげていきます。これは、「ゆっくりと時間をかけて問題解決を図る」ことが有益となる理由です。

 

不動産売却で売主様と仲介業者がWIN―WINの関係に

売主様のWIN:納得のいく金額で売却が出来て、トラブルなく引渡しを終えて、何事もなく取引が完了する事

仲介業者のWIN:売主様に満足のいく仲介を提供し、その報酬として仲介手数料を頂き、無事に取引が完了する事

 

この二者のWINを完全に達成する事は、なかなか難しい事です。末尾に書いている『無事に取引を完了させる事』は仲介業者に使命でありますので、ここは良いとして、この二者以外が関係してくる要素、つまりは市況であるとか、買主様であるとか、近隣の方などが複雑に絡んでくることがあります。

市況を完全に読み切ることは不可能に近いです。景気の示す数値が集計されて出てくるのは、半年や一年先になります。

よって今日出て来ているデータは1年近く前の話しであり、今は違うという事はよくある事です。

また、買主様は購入するとき、一円でも安く買いたいと考えていますので、売主様の考えとは正反対の考え方となります。そこを金額の具体的根拠や希少性などを説明して、納得して頂く必要がありますが、ここも買われる方の考え方や経済状況によって、歩み寄れないことも出てきたりします。

最後に、近隣の方が影響を及ぼす事としては、やはり測量がある時などです。土地の境界線を決める時に認識の違いがあり、境界線が確定できなかったり、確定は出来たが面積に相違が出たりとトラブルになる事があります。これは売主様にとって不利になる事もありますし、そもそも契約を履行できない事にもつながります。

 

このように、ひとつの売買契約の中でも色々な事情や人物が登場し、売買契約を履行していく事は大変な作業となります。その中で、売主様・仲介業者・買主様と最高のWIN―WIN―WINの達成を目指して、仲介業者はあらゆることを想定して、契約に、決済にあたらなければなりません。

皆様の不動産売却が、無事に目標達成出来るチカラのある不動産仲介業者をぜひ選んで頂きたく思います。

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