不動産売却は売ることでお金が入ってくるということに目が行きがちかもしれませんが、不動産売却においてもいろいろな費用がかかってきます。
そのため、不動産売却にかかる費用を知っておかなければ、思わぬ出費につながることもあります。
そこで今回は、不動産売却にかかる費用について紹介していきます。
不動産売却にかかる費用とは?
不動産売却には主に6つの費用が発生します。
ここでは、それらの6つの費用に関して紹介していきます。
1.仲介手数料
不動産売却の仲介をしてもらった不動産会社に支払う手数料のことです。
成功報酬であるため、不動産の売却が成立したタイミングで支払います。
一般的には、売買の仲介契約を結んだ際に半額を支払い、買主に物件を引き渡す時に残りを支払うようになっています。
2.印紙代
印紙代とは、売買契約書に貼る収入印紙のことをいいます。
書類に貼って割り印をすると印紙税を納税したということになります。
契約書に書かれている取扱金額によって印紙税額は決定されています。
3.登記・抵当権抹消登記
不動産を売却した時には、不動産の所有権が買主のもとへと変更されます。
その時に「所有権移転登記」が必要となり、売主が登録免許税を負担しなければなりません。
登録免許税の金額は、固定資産税の評価額に自治体ごとの税率がかけられて計算されます。
売却する不動産に住宅ローンが残っていた時には、抵当権抹消の手続きも必要です。
4.住宅ローン関連
住宅ローンを一括返済する時には、金融機関に事務手数料を支払う必要があります。
一般的に、一括返済には不動産の売却代金が充てられることが多いです。
金融機関によって違いはありますが、インターネットで手続きを行えば無料になることもあるため、個別にチェックしてみましょう。
5.引っ越し費用
引っ越しを行う場合には引っ越し費用も必要です。
6.譲渡所得税
不動産売却の利益が譲渡所得です。
利益が出た場合には所得税と住民税がかかってくることから、これらをまとめて譲渡所得税という通称で呼ばれています。
そのほかにも個別に費用がかかってくる場合もあることから不動産会社と相談してみましょう。
不動産売却にかかる費用を安く抑えるコツとは?
不動産売却にかかる費用を抑えるためには、自治体ごとの補助金を利用しましょう。
自治体によって利用できる補助金はさまざまです。
売却したい不動産に利用できる補助金があるのか自治体ごとに詳しく調べてみることをおすすめします。
まとめ
不動産売却にかかる費用にはさまざまなものがあります。
また、補助金を利用することで売却にかかる費用を抑えていきましょう。
不動産売却にかかる費用について、さらに詳しく気になるという方はお気軽に当社までお問い合わせください。