親が亡くなると実家を相続して、その実家を売却する人は多いです。
その理由としては、実家が空き家になり維持管理が大変になるからです。
しかし、実家を売却する際に近所への挨拶は必要なのか不安になりますよね。
そこで今回は、実家を売却する際の近所への挨拶が必要な理由と、近所の住民への影響について紹介します。
実家を売却する際に近所への挨拶が必要な理由とは?
実家を売却する際は近所への挨拶をした方が、印象が良いです。
その理由は3つあります。
1:実家を買ってくれるかもしれない
実家を売却すると知った近所の人が、もしかしたら買いたいというかも知れません。
実家を近所の人が購入することで親や子を呼んでも狭くなくなったり、場所によっては表通りに面することができたりするようになります。
実家を売却する際には購入者を募る必要がありますが、挨拶の際にたまたま購入者が見つかれば募る手間が減ります。
2:トラブルになりかねない
実家の売却は土地の境界確認や越境物の問題が存在します。
そのため、実家の買い主が出てきて売却した後に、買い主と近所の人の間で近所トラブルが発生する可能性があるのです。
3:不安を取り除く
実家を売却すると不動産会社の人や購入希望のお客さんが実家を出入りする場合があります。
そのような事が何も知らされずに起きていると「泥棒なのではないか」「何かトラブルがあったのではないか」などの不安を抱いてしまうことになります。
近所の人の不安を取り除くためにも挨拶はしておきましょう。
実家を解体する際の近所の住人への影響とは?
実家を売却する際、実家を解体して更地にしてから売却する場合があります。
この解体工事は近所の人の生活に以下のように影響してしまいます。
1:騒音と振動
解体工事ではさまざまな重機や道具を使うため、音や振動が発生してしまいます。
もちろん、騒音対策や振動対策はしていますが、完全にはなくならないものです。
2:ホコリや塵
実家を解体すると、長年にわたって溜まっていたホコリや、木材などの塵が近所の家に飛び散ってしまう可能性があります。
近所の家の洗濯物や窓を汚す原因にもなるので事前に伝えておきましょう。
まとめ
近所への挨拶をせずに実家を解体したり売却したりすると、近所の人とトラブルになってしまう可能性があります。
そのため、事前に実家をどうするのかを伝えてトラブルを避けるようにしましょう。
実家の売却にお悩みの方は、ぜひ当社にご相談ください。