多くの人が社会人になると実家ではなく自分の家や賃貸を借りて住み始めるので、両親が引っ越したり亡くなったりすると実家を使わなくなる場合があります。
その際に、実家をどうにかして処分しておきたいものですよね。
そこで今回は、実家を処分する前の準備と実家の処分方法について紹介します。
実家を処分する際の準備とは?
実家を処分する際に、実家をそのままの状態にしておくと処分しにくいため、あらかじめ処分の準備をしておきましょう。
1:不用品の処分
家に処分する前には、不要品を処分しておきましょう。
不用品を処分する方法としては、買取に出す、リサイクルする、ゴミとして回収するなどがあります。
また、買取やリサイクル、ゴミとして出せないような粗大ゴミの場合には、業者に回収を依頼することで処分できます。
2:仏壇、神棚などの処分
仏壇を別の家に移動させる場合や処分する場合には、事前に供養してもらいましょう。
宗派ごとに供養の方法は異なるので注意しましょう。
神棚を処分する場合は、神棚にあるお札を神社に返納します。
そして、神棚自体は神社でお焚き上げをしてもらうか、神社で祈祷してもらった後に自治体のゴミ収集のルールに従い処分しましょう。
実家の処分方法とは?
実家の具体的な処分方法について紹介します。
1:売却
実家を処分するには売却という方法があり、かなり多くの人が選択する方法です。
その中でも、空き家のまま売却する方法と空き家を解体し更地にしてから売却する方法があります。
もちろんそのままの状態で売却する方が解体する手間がかからずに処分できるので圧倒的に楽です。
メンテナンスが行き届いており、建物がまだ使えて住める状態であるならばそのままの状態で売却しても良いでしょう。
しかし、建物の老朽化が進んでおり、人が住みたがるような状態ではない場合は、建物を解体して更地にしてから売る方が買い手がつきやすくなります。
2:賃貸
実家が空き家になれば賃貸として貸し出す方法もあります。
賃貸として貸し出すことができて借り手が見つかれば、貸し出している期間は一定の家賃収入が発生するので、売却するよりも長期的に得するかも知れません。
そのため、リフォームや建て替えを行い、また住みやすい家にするのも1つの選択肢です。
まとめ
実家の処分方法を決めるのは非常に難しく手間のかかることです。
しかし、空き家のまま放置しておくと倒壊や空き巣、放火のリスクを抱えることになりかねません。
そのため、どうにかして実家を処分して安心できるようにしましょう。